田中天神
たなかてんじん 所在地 社名















   【延喜式神名帳】石作神社 尾張国 丹羽郡鎮座
   【延喜式神名帳】稲木神社 尾張国 丹羽郡鎮座
          (比定)稲木神社
          (比定)石作神社
          (余坂の天神社)天神社

   【現社名】田中天神
   【住所】愛知県犬山市天神3−15
       北緯35度22分41秒,東経136度56分49秒
   【祭神】
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】由緒不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】この地は稲木神社の旧地とする
        明和4年(1767)参詣の便が悪いと余坂の現鎮座地に遷座

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       

   【境内社】

犬山駅の東南、犬山幼稚園の南の公園の中央に鎮座する。
この地は稲木神社の旧社地とするが、石作神社の旧社地であるとの伝もある。
当社の東に石作と云う田の字ありという。
津田正生は『尾張国地名考』『本国神名帳集説訂考』で、里老の言を引き、犬山城下南東にある田中天神を稲木神社に比定している。


田中天神跡

田中天神は稲木神社の俗称である。延喜式内社で、御祭神は大中津日子命、少彦名命並びに菅原道真公を相殿の神として合祀している。
この地は上古から人の住み着いたところで、豊岡の一部も開墾する程であった。しかし、天神川と青木川の氾濫による被害も大きく、住民は豊岡、余坂、木ノ下等へ移住していった。
移住後も田中天神は鎮座していたが、明和4年(1767)参詣の便が悪いと余坂の現鎮座地に遷座した。この地は旧社地として鳥居、小社を残し今日に至っている。

社頭掲示板



尾張国INDEXへ        TOPページへ


学校統廃合