志氏神社に合祀されている。 創祀年代は詳らかでない。別名村の宿神として古来鎮座してきた。 永緑天正の間の信長の北勢平定の時の兵火に遭ひ、古社記はすべて烏有に帰したという。 明治6年3月には村社列格し、同42年9月には志氏神社に合祀された。 旧地(四日市市別名4-8-23)に石碑が残っている。 |
長谷神社 長谷は波勢と読り、(桑名郡なるも同じ、暫く古点に從ふ、)○祭神詳ならず○別名村に在す、(考証、俚諺)今宿神と称す、 北勢古志に、此神社は、別名村に在て、俗に宿神と云り、古谷双紙、俚諺抄又或書にも則然云り、祭神は岐神と云れど、例の拠をしらず、又長谷の文字もいかに読べきにか、式の假字にもひたぶるにはより難しと云り、 神社覈録 |