大木神社(旧地)
おおきじんじゃ
須伎神社 に合祀
所在地 社名















   【延喜式神名帳】大木神社 伊勢国 河曲郡鎮座

   【現社名】大木神社(旧地)
   【住所】三重県鈴鹿市南長太町
       北緯34度53分13秒,東経136度37分9秒
   【祭神】大宜都比売命(合祀前)
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】由緒不詳
       この地には「字石津」の人々の祀る「天王宮」があつた
       「天/宮」の南方に小祠を熊野社に合祀し、
        慶応3年(1867)この地に祀り直した
       明治に大木神社と称した
       明治41年に須伎神社に合祀

   【関係氏族】
   【鎮座地】この地は江戸末期に大きい木があったので移転した
        本来の鎮座地はこの地ではない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「天王宮」と称していた
   【社殿】社殿なし
       

   【境内社】

田の中の巨大な楠で「式内大木神社」の石標が立つている。
現地には以前「字石津」の人々の祀る「天王宮」があつたが、元禄3年に長太村の産神の「八王子祠」の境内に移した。
また、「天ノ宮」の南方に小祠があつたが大破したので「宇世古」の産神「熊野社」に合祀した。慶応3年(1867)に大樟のある現地に祀り直した。
明治41年に須伎神社に合祀。
伊勢神宮との関連性が早くから出來ていたものとみえ、その名にちなんで社名もつけられたものと思われる。


長太の大くす

長太の大クス(県指定天然記念物)
樹齢1000年を超えるといわれる長太の大クスは、近鉄名古屋線 長太の浦駅と箕田駅の中程にあり、西方に広がる田園の中に、ひときわ高くそびえている巨木です。
昔はこの下に大木神社があったが、神社合祀で大木神社は他に移りこのクスノキだけがとり残された。大クスの根元に、大木神社跡を示す「式内大木神社」の石柱があり、参拝に訪れる人も多い。
樹高は約23m、幹の太さは8.8m。枝の広がりは東西32m、南北に33mあり、生命力・迫力そして霊気さえ感じる。 伊勢湾台風以前の枝ぶりは、洋傘を広げたように左右対象の美しい樹冠であったが、台風によって東側の枝が特に被害を受け、往年の姿を見ることはできなくなり、樹勢の衰えが心配される。

http://www.kanko.suzuka.mie.jp/hist/index4.html



天然記念物

県指定文化財
長太の大樟
昭和38年1月11日指定
この木はクスノキ科に属する大木です。樹齢は不明ですが、全国的にも有数の大木です。
樹高23m、目通り直径2.6m、枝張りは東西32m、南北35mです。むかし、この木のもとに延喜式内社大木神社があったといわれています。
国の天然記念物として指定されたクスノキは全国で二十五件あり、大きさで日本一のものは鹿児島県の「蒲生のクス」(特別天然記念物)で直径は8mほどのものです。
平成3年11月5日
鈴鹿市教育委員会

社頭掲示板



大木神社

大木は於保岐と訓べし〇祭神詳ならず〇南奈古村に在す、(俚諺)
背書國史に、堀江村ノ西畠中ニ楠アリ、勢陽俚諺に、一説に其跡なるべし、社なし大木あり、神祓明神と號すといへり、

神社覈録



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