ひちじんじゃ
竹神社 に合祀
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天保中紀伊家より岩内村産神社に火地神社の標石を建つとある。また「岩内村高松山光安寺後ロノ山、産神二並坐」とある。産土神として八王子社がありその境内社として火地神社があった様である。 明治時代に火地神社と称しその後「八柱神社」と改称され、更に明治２７年以降に再び火地神社と称した。 明治４０年５月、斎宮村の郷社竹神社に合祀された。 旧地は（明和町岩内）の光安寺裏山とされている。神社跡地は畑地となり、寺院入口左側に小祠を建てて、「禁殺生」の石碑を移し建ててある。 この他にも以下のような論社がある。 ①多気郡保津村(松阪市保津町)にあったとするが火地神社の遺存の傳承も無い。 ②同郡保津田村(多気郡明和町御厨野) 産土神は「日天八王子」であるが、近世開拓の新しい村であつて、式内社擬定の根拠はない。 ③同郡乙部村(松阪市乙部町) 産土宇気比神社は、明治６年村社、明治４１年４月、柿木原の二十五柱神牡に合祀された。 ④同郡油夫村(多気郡多氣町) 油夫村の神社は八王子で、明治２年に八柱神社と改称した。明治４１年１月、仁田村の村社佐奈神社に合祀された。 ⑤度会郡有尓岡村(度会郡玉城町) 岡村に火地神社、ということに確たる根拠は見出し難い。 ⑥同郡有尓村(多気郡多気町) 現存する火地社の伝はない。 |
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火地神社 火地は假字也〇祭神詳ならず○岩内村に在す、（俚諺） 類社 伊賀國伊賀郡比地神社の條見合すべし 神社覈録 |
