神社は鶴見山の山頂、中腹(東山)、山麓(鶴見)の三社あり、山頂は石祠、東山の社を「御嶽権現」(いわゆる中宮に当る社)、鶴見の社を「鶴見権現」(下宮に当る社)と称している。 火男火売神社は、鶴見岳が噴火したとき、神前で大般若経を唱えた。その功績で朝廷から正五位下に叙された。以来火を治める神として、また今日では別府温泉の守り神として信仰の対象になっている。 |
火男火売神社 火男火売神社御由緒略記(御岳権現社) 御祭神 火之加具土命(男神) 火焼速女命(女神) 鶴見岳の男神女神を御奉斎し奈良時代後期の宝亀年間(約1200年前)の開基といわれ867年(貞観9年)鶴見岳大噴火にさいし御神前にて大祭を執り行ない火気を鎮め以来火を治め温泉の神として別府温泉の総鎮守として崇敬されまた近年では開運頭の神様として県内は勿論県外よりも多数の参拝者あり 境内には県指定重要文化財元亨2年(1322年)の宝塔があり駐車場内には神佛混淆時代の行常寺鐘楼跡があり、標高850mの御神殿には霊泉が湧きアカガシクマシゲの大木がうっそうと茂り合い見事な社叢を形造っている(県指定天然記念物)927年(延長5年)延喜式内社に列し、明治6年郷社、大正12年4月県社 御祭日 例祭4月9日 夏祭7月9日 秋大祭10月9日、10日 冬祭12月9日 社頭掲示板 |