この地は阿紀神社の旧社地とされ、天正年間(1573〜1592年)に神楽岡の社(阿貴神社)をこちらに遷座させたという。 |
高天原 高天原は神々のおすまいになられる処、又は御降臨なさる処で、古来より最も神聖な場所とされています。 此処は阿紀神社の旧社地で、平安時代に現社地に御遷しするまてはこの高天原で天照大神様をお祀りしていました。 第41代持統天皇(天武天皇のお后様で、天智天皇の第二皇女在位686年〜697年)は壬申の乱の折り、大海皇子(後の天武天皇)と幼い草壁皇子と共に吉野から阿騎野を通り東国へ脱出なさいました。 その時の思い出深い阿騎野のこの山に、ご自分の和風名「高天原廣姫」にちなんで高天原と名付けられ、照巣(現大宇陀本郷)の地より天照大神様を此処に御遷しなさいました。 阿紀神社 大宇陀観光協会 平成27年宇陀松山城破城四百年記念事策 社頭掲示板 |