集落の一番奥に小川にかかる小さな石の橋がある、細い山道の参道を登ると竹薮に囲まれた小さな境内がある。 昭和28年まで、当社の北西山の上にある金蔵寺境内の御香泉という湧水の側に祀られていたが氏子の方々が近くに祀りたいということで、現在地に遷座。 現在地に祀られていた山王社に合祀され、石井神社と改称した。 入り口はわかりにくい。 |
石井神社 式内社である。三代実録に元慶4年従五位下授けたとある。山城志にも記されている。清水を神格化した古社なり。雲生水とも云ひ、清冽な涌水のある金藏寺護摩堂の北清泉の上に祀られていたが、氏子の人々が近くに祀りたいと云ふので現在地に鎮座す。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
石井神社 石井は伊波為と訓べし○祭神詳ならず○岩蔵山に在す、金蔵寺鎮守神と称す、(山城志)例祭 月 日 類社 越後國三島郡、同國沼垂郡石弁神社、(各一座)武蔵国荏原郡磐井神社、近江國滋賀郡石坐神社、 連胤按るに、各國祭神詳ならざる事、前なる國中神社に同じ、 神位 三代実録、元慶4年十月13日癸巳、授山城國正六位上石坐神從五位下、 連胤云、此神位井と坐の字違を以て、考証、比保古等に別社とす(名勝志同じ)今は祭事記に從ふ、猶考ふべし、 神社覈録 |