創祀の頃は、現社域南の旧行永村小字みかげ谷にあつたと伝えられる。現在この地にある藤森神社の地にあったとする説がある。 |
藤森神社 鎮座 字行永小字椿 祭神 崇道天皇 牛頭天皇 例祭 6月24日 10月18日 創建年 不詳 社殿 社殿修築 平成10年 参道改修 平成11年 倉梯村史には「崇道天王を祀る。よって天王社と称した。大永年中(1521−28)に土豪池部重房が山城国から藤森神社を勧請奉祀したものである」と伝えている。崇道天王とは光仁天皇の第二皇子の早良親王のことで延暦4年(785)藤原種継の事件に連座し、桓武天皇の皇太子の地位を追われ、絶食して命を絶ったといわれる。 山城の藤森神社は御霊信仰の祭祀が行われたところで、崇道天王のほか、多くの武神を祀り「弓兵政所」ともいわれた社である。 牛頭天王は、インドの祇園精舎の守護神とも、薬師如来の垂迹ともいわれ、農事や疫病と深くかかわりながら、厄神、除疫神として祀られている。 6月24日の例祭は、「湯上げ祭」として、疫病払い・家内安全・五穀豊穣を祈って行われている。 社頭掲示板 |