社殿は向つて右が本殿であり、左に八幡宮が祀られている。 社殿の裏側に神霊の天降る聖地として重んぜられた約400坪の禁足地がある。 |
由緒 村山神社(延喜式内社) 由緒掲示板 祭神は、大山祇命・木花開耶姫の二神で、社殿の右方に主神、左方に八幡宮をまつる。主神は、桑田神社の祭神と同じく、泥湖を干拓された神であるという伝説がある。社伝によるともとの社域は広かったが、兵火により焼失、応永27年、領主渡辺頼方が社殿を再興したとある。社殿背後の洪積台地は宮山といい、古代陶器の窯跡があり、このあたりから王子にかけての山麓に登窯が作られ、須恵器や瓦が焼かれていたという。又、裏山には、神霊の天降る聖地として重んじられた禁足地が残されている。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
村山神社 村山神社(延喜式内社) 御祭神 本殿 大山祇命 木花開耶姫命 八幡宮 応神天皇 仁徳天皇 御神徳 五穀豊穣、商売繁盛、無病息災 延命長寿、子宝安産、交通安全 例祭日 10月25日 8月20日(八幡宮) 本殿、八幡宮ともに創建年代は不詳であるがはじめ明神岳に鎮座されていたものを人々が御神徳を仰ぎこの地に勧請したという。 もとの社域は広かったが、兵火により焼失、応永27年(1420)当時国恩寺の雑掌であった渡辺六郎頼方が社殿を再興したと伝えられる。 裏山には神霊の天降る聖地として重んぜられた禁足地が残されている。又、禁足地に隣接してつつじの名所として親しまれている「森の公園」がある。 篠町西部地域の氏神・産土神として昔から集落の人々をはじめ、近年開発された住宅団地や東つつじヶ丘、西つつじヶ丘、南つつじヶ丘の人々の崇敬を集めている。 社頭掲示板 |
村山神社 字森に鎮座し大山砥命を祀る。延喜式内に本杜名を載録す。社伝によれば往古社頭廣かりしも、兵焚にかかりて、焼失し、応永27年領主渡邊六郎頼方社殿を再興したることありと云ふ。 社殿は宮山と称する高地にありて、其西側は境外社有の遊園地にして森公園と称し、鬱蒼たる老樹の間に、四季の花樹多く栽えられ、山色紫明・形勝の位置を占む。 南桑田郡誌 |