味取の俵石
みどりのたわらいし 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】伊曽布神社 但馬国 七美郡鎮座
          (現在社)伊曽布神社

   【現社名】味取の俵石
   【住所】兵庫県美方郡香美町村岡区味取
       北緯35度32分36秒,東経134度33分55秒
   【祭神】
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】
       

   【境内社】

もとは俵岩の山に鎮座していたが、天文9年(1540)8月の大洪水によつて山が崩れ、その地での再建が不能となり、同12年(1543)8月、現在の地、字大宮に遷つた。


俵岩

見事なまでの柱状節理となっており、柱のようなまっすぐで、規則正しい岩石の割れ目が見られます。柱状節理の断面は、多くが六角形となっています。岩石は、玄武岩という火山岩で、豊岡市にある玄武洞とも共通点があるようです。ほか、サナの滝など、ジオパーク全体、村岡地区の中でも、共通点は見つけられそうです。
岩石は、噴火でできたものと思われますが、いつ流れたものかははっきりしません。おおよそ、十数万年前のことだと考えられます。溶岩は、河岸段丘面の上を流れており、標高100メートルぐらいのところに発達していて、古い時代につくられた河岸段丘ではありません。
縦割りの柱状節理、平らに割れる板状節理、両方が見られます。柱状節理と板状節理とによって、ちょうど俵のような形に割れることから、「俵石」の名前がついたようです。いずれの岩も、溶岩が冷え固まる際にできたものです。

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