もと東成郡庭井村大字苅田字苅田に在つた。 明治40年11月1日、大依羅神社に合紀し、現在、大依羅神社の本殿に相殿として合祀されている。 延喜式に新羅使来朝に際して、神酒を給するが、その酒を醸す料となる稲は当社をはじめとする各社から中臣須牟地神社にあつめられ酒を醸し、それを赤留比売命神に神酒を献げる形で外客接伴の饗宴が行われた。 |
草津大歳神社 大依羅神社に合紀せられた苅田の大歳神社を以て式内の草津大歳神社としてよいであらう。蓋し住吉大社の境外末社大歳神社は本社の勢威に伴ひ社頭盛況を呈したことにより、近世に於て之を式内の旧社と誤認したものと思はれる。 式内社調査報告 |
草津大歳神社 鍬靱 草津は久佐都、」大歳は於保登志之訓べし、○祭神大年神歟〇刈田村に在す、(摂津志) 類社 山城国乙訓郡大歳神社の條見合すべし 社頭掲示板 |