御田神社[熱田神宮摂社]
みたじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】御田神社 尾張国 愛智郡鎮座
          熱田神宮摂社

   【現社名】御田神社
   【住所】名古屋市熱田区神宮 1-1-1
       北緯35度7分37秒,東経136度54分34秒
   【祭神】大年神
       『熱田大神宮記』『熱田宮旧記』『張州府志』保食神
       『尾張志』稚彦神
       『熱田神体本紀』保食神・稚彦神

   【例祭】6月 5日
   【社格】
   【由緒】天武天皇の朱鳥元年に祀られたという

   【関係氏族】
   【鎮座地】往古は本社春敲門の東方「御田」の地に鎮座か
        明治以前には本社の左前、楠木御前社の西に鎭座
        明治初年に旧社と推定される字御田に近い現在の場所に遷座

   【祭祀対象】御田
   【祭祀】江戸時代は「宝田社」「御田ノ御前」と称していた
   【公式HP】 熱田神宮
   【社殿】本殿
       

   【境内社】

古来御田を祭場として祭儀が執り行われてきたことに起因する社名と考えられる。
本社神楽殿の東北に鎮座する。
本社の東方に「御田」の小字名が存在しもとはここにあったとも考えられる。
明治以前には本社の左前、楠木御前社の西に鎭座されていた。
明治初年に旧社と推定される字御田に近い場所に遷座された。



御田神社(みたじんじゃ)

五穀豊穰の守護神である「大年神(おおとしのかみ)」をお祀りしています。大年神の「年」の字には、穀物、特に稲が稔るという意味があり、農耕中心の日本人においてどれほど大事な神様か、容易に推察が出来る事でしょう。
 この社の祈年(きねん)・新嘗(にいなめ)の両祭に奉る神饌(しんせん:神様へのお供えもの)はまず烏に食べさせる信仰が残っており、祭員がホーホーと烏を呼びながら、御供(ごく)を土用殿の屋根の上に投げ上げます(烏喰の儀)。昔は烏が飛んできてそれを食べなければ、祭典が行われなかったといわれております。
 6月18日には御田植祭(おたうえさい)が行われます。

HP



御田植祭

五穀豊穣を祈る「御田神社御田植祭」が熱田神宮で斎行されます。神前には斎田に植える玉苗が供えられ、斎主の祝詞奏上の後、緋袴(ひばかま)緋襷(ひだすき)に芙蓉(ふよう)の花を模した挿頭花(かざし)姿の早乙女4人により、古式ゆかしく田歌にあわせて田舞が奏せられます。6月第4日曜には、大高斎田においても御田植祭が行われます。

社頭掲示板



御田神社

祭神 大年神
祈年祭(3月17日)と新嘗祭(10月17日)のお祭りに奉るお供えは、まず鳥に食べさせる儀式が伝わっておりホーホーと鳥を呼びながら、お供えを土用殿の屋根に投げあげる。昔は「鳥祭り」と称し鳥が食べなければ、お祭りか始まらなかったという。

社頭掲示板



御田神社

御田は美多と訓べし〇祭神保食神、(社伝)〇熱田宮内西北に在す、俗宝田社と称す、(集説、府志)
神位
國内神名帳云、從三位御田天神、(一本作三田)
祭祀
張州府志云、毎歳二月祈年祭、十一月新嘗祭、殊祀此祠、

神社覈録



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