売比多神社
めひたじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】比売多神社 近江国 伊香郡鎮座
          (旧地)売比多神社旧地
          (合祀)久留弥多神社

   【現社名】売比多神社
   【住所】滋賀県長浜市高月町東柳野1192
       北緯35度28分17秒,東経136度12分50秒
   【祭神】莵上壬命 (合祀)豊玉姫命 久留彌多神
   【例祭】4月2日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】由緒不詳
       もとは姫塚古墳の地に鎮座
       応永年中現地へ遷
       明治9年2月村社

   【関係氏族】比売陀君
   【鎮座地】当初鎮座の地は姫塚古墳(前方後円墳)が
        応永年中に現在の地に

   【祭祀対象】氏祖
   【祭祀】
   【社殿】本殿銅板葺仏堂形式
       拝殿・鐘楼

   【境内社】

現社地の東南方に「へい塚」とも云う姫塚古墳があり、ここが旧社地であったとされる。
相殿に久留彌多神を祀る。


賣比多神社

伝によれば古事記に記すところの比売多君の氏族の本源の地でその祖神を祀り且つその墳塋を遺したものであると伝える。延喜式内社。

滋賀県神社庁



芭蕉句碑

正風宗師
八九間そらて雨ふる柳かな
『続猿蓑』(沾圃編)巻頭の句である。
正風宗師とは松尾芭蕉のことで、この句は元禄7年(1694年)芭蕉最晩年の春の句といわれる。
芭蕉は同年10月12日大阪で没した。
この句は柳が春雨に煙る情景を見て詠んだ句と言われている。
しとしと降る春雨が八九間の空から柳の糸を伝わってしたたるその雫を「空で雨ふる」と表現している。
八九間は陶淵明の漢詩から引用したもので、八間ないし九間の意味である。(一間は六尺=1.8m)

社頭掲示板



売比多神社

売比多は假字也〇祭神在所等詳ならず
考証に、在布施村歟と云う、與地志、此村に神社を戴せず、按に、売比多は比売多の誤ならんか、古事紀に、日子坐王之子菟上王者、比売陀君之組、

神社覈録



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