大嵩神社
おおだけじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】馬見岡神社 二座 近江国 蒲生郡鎮座
          (本社)馬見岡綿向神社

   【現社名】大嵩神社
   【住所】滋賀県蒲生郡日野町
       北緯35度0分49秒,東経136度20分30秒
   【祭神】天穗日命
   【例祭】4月 20日 例祭 [通称]嶽祭
   【社格】
   【由緒】

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       

   【境内社】

綿向山の頂上に祀る綿向神社の奥宮である。社伝によると、『神武天皇4年山川の神祇を奉祀あった時、彦健忍雄心命が天穂日命の神霊を出雲国より供奉して綿向山に鎮め祀る』とあり、この蒲生野また日野渓に住み拓いた氏族が綿向山を神の山と仰ぎ、祖神を祀ったものと思われる。欽明天皇6年(545)蒲生稲置三麿・山部連羽咋の両人に託宣があり、奏聞を経て初めて社殿を造営する。
20年毎に地元の榧の木を用いて社殿を建て替える式年遷宮が仕えられ、平成28年には第75回目の遷宮が行われた。


来月式年遷宮

式年遷宮を来月に控えた馬見岡綿向神社(日野町)で6日、綿向山(1110m)の山頂に据えられる「大嵩(おおだけ)神社」の新しい社(やしろ)が、氏子ら約230人に初披露された。いったん解体された後、4月の「遷宮祭」で再び組み立てられる。
 馬見岡綿向神社はもともと綿向山の頂上にあったが、平安時代に現在の場所へ移ったとされる。大嵩神社は馬見岡綿向神社の「奥宮」で、高さ約2・5mの社は20年に一度、建て替えられている。
 この日は、建物の無事を願う神事「立柱(りっちゅう)祭・上棟祭」。社信之宮司が祝詞をあげた後、建築に携わった大工らが、仮組みされた社の屋根に、骨組みに見立てた「棟木」を引き上げた。神事を終えた社宮司は氏子らに「遷宮を通して、自然の恵みと先祖の恩を感じてほしい」と語りかけた。
 遷宮祭は4月23日。氏子約300人が部材を担ぎ上げ、綿向山頂で社を完成させる。【金子裕次郎】

毎日新聞2016年3月7日




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