崇神天皇(第10代)10年に四道将軍の1人として北陸道・東海道に派遣された大毘古命が、国家鎮護のために福島県・新潟県境付近の天津嶽(御神楽岳)に伊弉諾尊・伊弉冉尊を奉斎したのが伊佐須美神社の創祀であるという。 その後は博士山、明神ヶ岳(波佐間山)を経て、欽明天皇13年(552年)に高田南原(高天原;現・あやめ苑)に遷座。欽明天皇21年(560年)に現在地の高田東原に遷座し、社殿を創建したと伝える。 天津嶽は標高1380mの御神楽岳とする説が有力とされているが、南方1Kmの福島県境にある本名御神楽(1266m)に比定する説もある。 |