石神社【旧地】
いしかみのやしろ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】石神社 陸奥国 桃生郡鎮座
          (現在社)石神社(龍口神社境内社)

   【現社名】石神社【旧地】
   【住所】宮城県石巻市前谷地字天王山
       北緯38度31分18秒  東経141度10分49秒
   【祭神】
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】由緒不詳
       明治41年12月龍口神社に合祀

   【関係氏族】
   【鎮座地】この地が旧社地は
        明治41年12月現在地に遷

   【祭祀対象】大石を祀る
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       

   【境内社】

道路脇に大石が2個祀られている。前方は大きく丸い石で石祠が祀られている。丸石の後方にやや小ぶりな三角形の石が祀られている。


石神社

石神社
前谷地字天王山
石神社は、前谷地龍ノ口神社の分神といわれる。別名奥州の達磨石(女石)ともいわれている。祭神の豊岩窓尊(櫛石窓神) は、明治の神社令によるもので、門(窓)の神といわれ、手力男命と同神とか別神とか種々の説がある。
『新撰陸奥風土記』に「石神の石、桃生郡前谷地竜ノ口ヲ去ル六町計山ノ半腹に在リ、高サ一丈二尺、周リ三丈五尺余、其ノ形恰モ人ノ座スルガ如シ、土人云フラクハ是式(延喜式)ノ石神社ナルカト云ヘリ」とあり、『封内風土記』にも記されている。
『前谷地旧記』に石神社の由来として、「寛延3年(1750年)村の勘助なる者、商売に作った瓜畑が毎夜狐に荒らされ、警戒していると、ある夜山伏二人が来て全部の瓜を買い、そのまま行方が分からなくなった。話を聞いた村人は、これは神様であるとして石神社を祭った」とある。
石に神霊がこもるとする信仰は、わが国古来のもので、古文献に多く見られる。
安産、脱腸に効ありと、又戦時中は、出征兵士の武運長久祈願等、近郷近在のお参りが絶えない。
平成10年3月16日
河南町教育委員会

社頭掲示板



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