石神社
いそのじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】石神社 陸奥国 桃生郡鎮座
          (里宮)葉山神社

   【現社名】石神社
   【住所】宮城県石巻市雄勝町大浜石峰大久保山1
       北緯38度31分24秒、東経141度30分13秒
   【祭神】湍津姫命
   【例祭】3月26日 春季例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】神功皇后の御代の創祀
       仁寿2年(852)8月従五位下(文徳実録)
       明治5年11月村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】古来より巨岩を崇拝

   【祭祀対象】巨岩
   【祭祀】江戸時代は「石峰権現社」と称した
   【社殿】社殿はない
       

   【境内社】

追波湾と雄勝湾の間につき出た半島中央部に屹立する石蜂山(352m)の山頂附近の巨岩が御神体となつている。
高さ一丈余、周囲三丈余の舟形の巨岩を神体とし、社殿の設けは無い。


石(いその)神社・葉山神社由緒及び沿革

石峰山、石(いその)神社は石峰山頂(352m)の大岩を御神体とし、樹齢六百年の大杉の古木が数本ある。往古は石峰権現社と称し、仁寿2年(852)国より従五位下を賜わったと、三代実録(文徳実録)に記されている。前面の社は、葉山神社で石峰権現社の別当寺として祭られた薬師堂で、鎌倉末期の創祀と伝えられている。祭られている薬師如来像は運慶の作と伝えられ、随神十二神将は室町時代の作である。本殿には、寛文(1661)の板書誓文や元禄12年(1699)及び宝暦年間(1751〜1763)の絵馬がある。代々の伊達藩主が参詣され、境内には二代忠宗公手植と伝える「ひいらぎ」の古木二株があったが、一株は昭和55年12月の暴風雨の際、石峰山頂の古木二本と共に倒れた。
平成10年3月27日 建立  雄勝町教育委員会

社頭掲示板



陸奥国INDEXへ        TOPページへ


学校情報