標高789mの本宮山頂に鎮座する。別名、砥鹿山または本茂(もとしげ)山ともいう。 |
由緒 砥鹿神社と本宮山 砥鹿神社 本宮山砥鹿神社奥宮 砥鹿神社は大己貴命(大国さま)を祀る旧国幣小社で東海地方の総鎮守の神として各方面から篤い崇敬をいただいています。昔は本宮山にお祀りされていましたが、御神託により今から約千三百年程以前の文武天皇大宝年中に現地にお迎え申し上げてより、里宮本社と本宮山奥宮の二社となり、三河国一宮として広く尊崇せられ、交通安全、家運隆昌、厄難消除の御神徳が皆様に仰がれています。 摂社二宮社は事代主命(えびす様)をお祀りし「三河えびす社」とも申し上げています。又、三宮社は建御名方命(諏訪様)をお祀りし、共に御本社の御子神で崇められています。 社殿は総檜造りの荘厳な建物であります。 三河湾に面した美しい姿の本宮山(海抜七八九メートル)は、千年近い大木の杉檜が林立した神山で、頂上附近の自然林は神域として保護され数百種の草木が繁茂し、愛知県天然記念物として指定されています。 頂上には三河国一宮砥鹿神社の奥宮が鎮座し、霊験あらたかな大己貴命(大国様)をお祀りしています。本宮山は古代人より持ちつづけた信仰の中心であり、人生の哀歓、苦悩、願望等の生活社会の精神面問題も御神徳の御力により私共を自然の心に立ち帰らせ、幸せに導いて下さいます。 近年頂上まで本宮山スカイラインが開通し、起伏に満ちた山々、又アルプス連峰、富士山の秀峰、浜名湖の景観と丸山公園のツツジの花園、森の緑は参拝者の心を癒し、名実共に三河国唯一の霊山であります。 全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年 |
砥鹿神社 海抜789mの本宮山(ほんぐうさん)は、神代より大己貴命の神霊が鎮まります霊山である。その姿が秀麗で、東三河平野の何処からも拝することが出来る為、古代の人々の崇敬の対象とされて来た。 また、御山の頂上を始め山中に横たわる巨巌や杉の巨木の存在は、神々の鎮まる磐座(いわくら)・磐境(いわさか)として崇められ、宝川を始め御山から平野に流出する幾筋もの渓流は、稲作の豊かな水源として尊ばれてきた。 大宝年間(701年〜704年)には、神託により里へ社殿を造営するに及び、山頂の社(やしろ)を奥宮、里の社殿を里宮と称し、二所一体の崇敬をあつめるに至った。 今も昔も、大神の御神徳を慕って御山に登拝する人々は年中絶えることがない。 近年山頂までは自動車での参拝が容易であるが、長山登山口より徒歩にて表参道を登拝する人々は、休日ともなると数百人を数える。 公式HP |
砥鹿神社 本宮山砥鹿神社奥宮 祭神 大己貴命 例祭 2月6日 特殊神事 1月6日 宝印祭 1月15日 粥占祭 里宮の北方に聳える秀麗なお山が、本宮山(海抜789m)である。山頂に奥宮が鎮座し、古代から信仰の山として尊崇され、境内には大小の磐座が点在する。 又、山頂付近の社叢は神域として保護され、愛知県の天然記念物に指定されている。 山上からの眺望は素晴らしく、三河湾、アルプス連峰、富士山が一望に見渡せる。 社頭掲示板 |
砥鹿神社 本宮山砥鹿神社奥宮の創祀は、文武天皇大宝年間以前より鎮座さられた事は、社伝に明らかである(約千三百年以前)、海抜789.2mに位する、本宮山の秀麗な山姿と全山を覆う樹林は、昔より東海無双の霊域として神聖視され、 殖産の神、護国救人の守護神として広く尊崇され、明治4年の官制より三河国唯一の国幣小社に列格された、砥鹿神社の奥宮である。 大神の御神徳は弥々輝き、除災招福、交通安全、等にも広く御神威を垂れ給っている。 社名 三河国一宮 砥鹿神社 祭神 大己貴命(別称大国主命) 例祭 2月6日 特殊神事 1月6日 宝印祭(守見殿神社例祭) 1月15日 粥占祭 10月14日 荒羽々気神社例祭 社頭掲示板 |