楢本神社【旧地】
ならもとじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】楢本神社 加賀国 石川郡鎮座
          (現在社)楢本神社

   【現社名】楢本神社【旧地】
   【住所】石川県白山市宮丸町
       北緯36度29分57秒,東経136度33分6秒
   【祭神】
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】
       

   【境内社】

宮丸町の楢本神社については、かっては大宮宝社(おおくぼしゃ)と呼ばれ、宮丸町地内南郊にあったとされる。現在は通称「オオクボ」と呼ばれている田んぼの中に記念碑が建立されている。


大宮宝社遺跡の碑

上柏野町共同墓地北側の農道を東へ約200mの田圃の中の片隅に、楢本神社の前身 「延喜中改称楢本神社 大宮宝社遺跡」
が建っている。松任金剣宮の宮司高畠信之氏の筆によるものである。
往古、此の地に神社があり、手取川の洪水により流失し、現在の宮丸楢本神社になったものだと伝えられている。

蒔田達雄編『史蹟と碑の里松任市』松任市教育委員会1988.11




大宮宝宮跡

宮丸新田の東南に高畠真学による大久保宮跡の二基の石碑がある。大宮宝宮については「宗教と生活」の編で詳しく述べているので参照されたい。
石川郡誌には楢本一村の産土神と記されているが、楢本村は今の宮丸本村のことであり、米永の矢見田社同様に、やはり宮丸本村の東南部微高地に当る。
延喜年中(915年)楢本神社に改称の上、延喜式神明帳にのせられる程の格式を備えていたのである。即ち大久保宮は現楢本神社の古名である。これも比楽川氾濫のため流失し、柏野楢本神社との間に楢本を巡る論争があったと伝えられている。

『石川県一木村誌』1975.11



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