神魂子角魂神社
かんたまこつのたまじんじゃ
智伊神社 境内社

---

　　　【延喜式神名帳】同社坐神魂子角魂神社　出雲国 神門郡鎮座
　　　　　　　　　　（本社）智伊神社

　　　【現社名】神魂子角魂神社
　　　【住所】島根県出雲市知井宮町 1245
　　　　　　　北緯35度20分7秒、東経132度42分57秒
　　　【祭神】角魂命
　　　【例祭】
　　　【社格】旧無格社
　　　【由緒】天平５年（７３３）２月３０日「又比布知社」『出雲国風土記』
　　　　　　　弘安元年(１２７８)遷宮記録に「角魂明神」
　　　　　　　宝暦４年（１７５４)「保知石比布知神社」と称
　　　　　　　明治５年無格社
　　　　　　　明治４５年智伊神社の境内に奉遷

　　　【関係氏族】
　　　【鎮座地】当初保知石谷の奥の芦谷に鎮座
　　　　　　　　近世には知井宮本郷保知石にあつた
　　　　　　　　明治４５年智伊神社の境内に奉遷

　　　【祭祀対象】
　　　【祭祀】江戸時代は「保知石明神」と称していた
　　　【社殿】本殿切破風造銅板葺
　　　　　　　
　　　【境内社】

延喜式の時代には比布智神社の次に「同社坐」とあるから、前社と同じ保知石にあつたはずである。その後、比布智神社は現在の下古志の地に遷るが、その時当社は原地に殘つたものらしく、近世には知井宮本郷保知石にあつたとされている。それを明治の神社整理に当り、明治４５年６月、現出雲市知井宮町１２４５五番の智伊神社の境内に遷し、いまはその末社となつている。 智伊神社本殿向かって左手に鎮座している。

出雲国INDEXへ 　　　　　　 TOPページへ