風土記の「出雲社」に相当する。 素鵞社は御本殿の背後の聖山・八雲山の手前、森林の中にある。 出雲大社の創建当初からの主祭神は大国主大神であったが、鎌倉時代から江戸時代初期まで「スサノオノミコト」が出雲大社の主祭神だったと云われている。 寛文3年(1663)本社造営の節にもとの大国主大神へ主祭神を戻すように当時の出雲国造が江戸幕府へ懇願した。その結果、寛文の遷宮を機として創建以来の主祭神である「大国主大神」に戻った。この時現在の素鵞社の殿舎が造営され、御本殿から素戔嗚尊の御神体が遷されてきたと考えられている。 |
素鵞社(そがのやしろ) 祭神 素戔鳴尊(すさのおのみこと) 天照大御神の弟神で、出雲国の肥河上での八岐の大蛇退治はあまりにも有名です。また大国主大神の親神であられ、大神に国づくりの大任を授けられました。 公式HP |
御砂 地元出雲では、稲佐の浜の砂を素鵞社の床下の木箱に置いて(奉納して)1年間寝かした後に持ち帰えるといった風習があります。なんでも持ち帰った砂を家の敷地に撒くと清められて「厄除け」や「魔除け」の御利益が得られ、田畑に砂を撒くとよく作物が育つとのことです。 出雲大社の歩き方 |
素鵞社 出雲大社摂社 素鵞社 御祭神 素戔嗚尊 由緒 素戔嗚尊は三貴子(天照大御神、月読尊、素戔嗚尊)中の一柱であられ、天照大御神の弟神にあたります。 出雲国に天降りされ、肥河上に於いて八岐大蛇を退治されて人々をお助けになり、奇稲田姫を御妻として大国主大神をお生みになられました。 祭日 1月28日 10月6日 社頭掲示板 |