北島国造の東となり。山中腹の小社。出雲大社境外摂社 一般呼称として古くから「命主社」とされている。 出雲国風土記出雲郡掲載の神社には、同社名の神社がなく、これに該当するものとして、「企豆伎社」の「同社」の一つをそれに当てる説が多いが、大社では「御魂社」をそれに当てている。 寛文の造営(1665)の際、出雲大社造営にあたり、命主社の裏の大石を石材として切り出したところその大石の下から銅戈・勾玉が発見された。 今はともに重要文化財に指定され、宝物殿に展示されているが、本来はこれが御神体であったのであろう、といわれている。 |
神魂伊能知奴志神社 出雲大社摂社 神魂伊能知奴志神社(命 主社) 祭神 神皇産霊神 この神は天地万物の生出る大本を掌りになった神で大國主大神を殊の外御愛護遊ばされ大神がお若い時にいろいろな御危難にお逢いになった折常にお守りになり國造りの大業を助成せられた神であります。 元旦の朝 御本社の大饌祭に引続き宮司以下神職総参向の下に祭典が執り行われます。 祭日1月1日 11月7日 社頭掲示板 |