出雲大社の瑞垣内御本殿の近くの東側に鎮坐する「御向社」をいう。 古事記神代巻の所謂出雲神話の中で大国主神が素盞鳴尊の女須勢理比売命を娶りて嫡后とせられたとある。 |
御向社(みむかいのやしろ) 祭神 須勢理比売命(すせりひめのみこと) 国づくりの大業を輔けられるという大きな功績をたてられ、大神との仲は睦まじく、美しい婦徳の鑑となられた女神です。 公式HP |
大神大后神社 島根県 江戸中期/1744 桁行二間、梁間正面一間、背面二間、一重、切妻造、妻入、階隠 桁行一間、切妻造、妻入、檜皮葺 1棟 島根県出雲市大社町大字杵築東 重文指定年月日:20040706 国宝指定年月日: 出雲大社 重要文化財 出雲大社は,島根県北東部に鎮座する古社である。境内は,国宝本殿を中心として三重に囲繞する垣によって区画され,本殿周囲には摂末社や宝庫が並び,南面中央東寄りに銅鳥居を配し,その南東には会所がある。 これらのうち,銅鳥居は寛文度造営,楼門,八足門,廻廊,観祭楼などは寛文度の建物を延享度造営に際し解体移築したもので,他は延享度の新築とみられる。 出雲大社の社殿は,国宝本殿と同時期に造営された質の高い建築群がほぼ完存し,わが国を代表する神社の一つである出雲大社の建築様式,及びその社頭構成を知る上で欠くことのできない貴重な遺構である。 また,江戸時代中期における大規模な神社造営,整備の歴史について資料を提供するものとしても価値が高い。 文化遺産オンライン |
大神大后神社 本殿の東側にある社で、大国主大神のお后である須勢理比売命(すせりひめのみこと)が祀られています。大国主大神の国づくりを助けられた女神です。 以上三社は、脇宮三社と呼ばれ、すべて形と大きさが同じです。社殿の形式は本殿に似ているが、正面の宇豆柱がなく、御扉、木階、階隠が社殿の中央にあるのが特徴です。いずれも延享元年(1744)の造営で建てられたものです。 社頭掲示板 |