真名井の滝
まないのたき 所在地 社名















   【延喜式神名帳】真名井神社 出雲国 意宇郡鎮座
          (現在社)真名井神社

   【現社名】真名井の滝
   【住所】島根県松江市山代町
       経緯度 北緯35度26分1秒  東経133度6分5秒
   【祭神】
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】

   【関係氏族】
   【鎮座地】真奈井神社はもとこの地に鎮座

   【祭祀対象】本来は滝を祀る
   【祭祀】
   【社殿】
       

   【境内社】

天和のころには、真名井瀧のほとりに真名井神社と称する小社があり、それを天和から享保に至る間に伊弉諾社の境内に遷し、若宮と称し、やがて瀧神社と改称した。この、古くは瀧の下にあり、後には新興伊弉諾大社の境内社となつた小社が、風土記・式以來の真名井神社ではないか。
現真奈井神社本殿の向かって左に末那爲社(倉稲魂神)がある、風土記にいう不在神祇官社の末那爲社である。社人の話では元は真名井瀧のほとりにあったものをこの地に遷という。
当社の東方に「真名井の滝]」と呼ばれる滝がある。『雲陽誌』ではこの滝の近くに「真名井荒神」があると記し、そこを風土記の真名井社に比定している。この滝壺で汲まれた水は古来より出雲国造の神火相続式や新嘗祭の際に用いられたとされる。


真名井の滝

真名井乃滝 紹介
真名井町内には大古の昔から「真名井乃滝」と称する透き通ったきれいな冷めたい湧水が滝となつて落下する自然境に包まれた資源があります。歴代私達の先祖はこの自然の恩恵により約10町歩(10へクタール)の水田を耕やし米作りをして来ました。その間記録的な昭和14年の太旱魃を始め数々の水不足気象が有りましたが、この真名井乃滝の湧水は意宇水系で錬へられて生じた水で瞬時も途絶える事なくコンコンと湧き続け今日に至っております。
更にこの湧水の成分が硬質でアルカリ性に富み浄澄度が高い点が評価され、昭和年代初め項より酒造り用の醸造水として賞喚され毎年11より明3月迄の間、郷里の地酒造りに用いられています。
そして生まれた銘酒も地元の協力取り組みから名称そのままに『真奈井』と命名され、だんだん広く皆さんに愛されるようになりました。一方無尽蔵に湧出する名水を利用して茶臼山の山麓と云う自然環境と合待って、夏の涼味、そうめん流しを町内で経営し地域の皆さんにレジャーと憩いの場を提供し高評を頂く中でジゲ起しとして取り組んでおります。
古代においては、出雲大社出雲国造世嗣ぎの儀時(火継式)には意宇郡の神魂出向き神火神水を以てて御饌物を調えるを例とし、その神水はこの瀧の聖水を持ちうる定めとしており往古より水神の信卸として崇敬されています。
真奈井町内会提供

社頭掲示板



出雲国INDEXへ        TOPページへ



順悠社