佐波神社【旧地】
さわじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】佐波神社 二座 伊豆国 那賀郡鎮座
          (現在社)佐波神社

   【現社名】佐波神社【旧地】
   【住所】静岡県賀茂郡西伊豆町仁科沢田
       北緯34度46分36秒,東経138度46分0秒
   【祭神】
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】
       

   【境内社】

「日本書紀」に応神天皇が伊豆国に船を造らしめたといわれている場所。
鴨ヶ池は、沢田の西方、乗浜と船溜まり付近一帯を「かまがき」と呼び昔は池だった。
この地に佐波神社は創建され、その後の明応7年(1498年)大津波に御神体が流され、ここから東約250mの現在の地に遷座した。


鴨ヶ池遺跡

鴨ヶ池遺跡は、現在、仁科港の一部(船溜まり)にあった遺跡です。
遺跡のあった地区には、古代の造船の場所としての伝承もあるそうです。
その発見はふるく、昭和8(1933)年で、もともと湿地帯(鴨ヶ池)であった部分を、船溜まりにする造成工事が発見の契機でした。
調査はおこなわれていませんが、工事による排土中から弥生土器片や石器が採集されています。
この弥生土器は,中期後半のもので、のちに駿河湾東部地域の標識資料(鴨ヶ池式)として評価されました。
工事中による採集資料のために、遺跡の性格や由来について明確にできないことは残念ですが、弥生時代の比較的早い時期に、伊豆半島にも同時期の文化が伝わっていたことをしめす資料です。
また、鴨ヶ池遺跡出土土器と類似する同時期の土器が、伊豆半島以外の静岡県の沿岸部や伊豆諸島にもあることから、海を介したひとの動きが垣間見えます。

特定非営利活動法人アジア水中考古学研究所




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