『伊豆国神階帳』の「從四位上たにやの明神」にあてられている。 社名は鎮座地の地形より起こったものと思われ、「谷家」「谷屋」の意味であろう。 旧社地は現在地の東800m大岩山亀島という、旧地には山神社が祀られている。その背後には神洞瀑と称する高さ60m、幅2mの瀑布がある。 中世は祭神不詳であった。 |
多爾夜神社 多爾夜は仮字也○祭神詳ならず○安良里村に在す、(国図志)、例祭 伊豆志に、多爾夜ハ谷屋ニテ、此村両山海ニソビヘ出タル奥ニ、人家出來シ時ノ名トオモハル、山ニ大谷小谷ノ名アリ、村尤古クシテ、在庁家ノ小宮銭帳ニモ出タリ、慶長10年ノ札二此祠久シク大破セシ由ヲ記ス、と云り、 神位 國内神階記云、從四位上たにやの明神、 神社覈録 |