左内神社【旧地】
さないじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】文梨神社 伊豆国 田方郡鎮座

          (現在社)左内神社

   【現社名】手無地蔵 左内神社【旧地】
   【住所】静岡県三島市中
       北緯35度6分17秒,東経138度55分53秒
   【祭神】
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】由緒不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】延喜式内父梨(ててなし)神社の旧跡とする

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       

   【境内社】

此の地は延喜式内父梨(ててなし)神社の旧跡とする。
この神社が焼けたあとに石の地蔵を祀った地蔵堂が建てられたという。


手無地蔵

昔、この地(現、三島市中)に延喜式内(注)父梨(ててなし)神社がありましたが、この神社が焼けたあとに石の地蔵を祀った地蔵堂が建てられました。
この地蔵は夜な夜な鬼女に化けては往来の人々を驚かせていました。ある日のこと、狩野領の若侍が夜更けにここを通ると鬼女に髪を引っ張られました。驚いた若侍は刀で鬼女の左手を切り落としました。夜が明けてから見ると地蔵の左手が切り落とされており、その手は田の畦(あぜ)にありました。それ以来人々は、この地蔵のことを手無地蔵と言うようになりました。
地蔵堂の中の手無地蔵は秘仏(ひぶつ)とされ、60年に1度、開帳されます。毎年7月23日の祭日には、地蔵堂の中の「お前立(まえだち)」(本物に似せた像)を見ることができます。
(注)  延喜式の神名帳に記載されている神社
出典 『Welcome to ふじのくに 三島』p.103

三島市HP




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