ささはらひめのみことじんじゃ
杉桙別之命神社 に合祀
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昭和３８年杉桙別神社に合祀されるまで、姫宮神社と称した。 旧地は現在南小学校・姫宮幼稚園の敷地となっている。河津河東岸に接した地である。 旧社地から土師器・須恵器の他、手捏土器や勾玉・白玉・有孔円板などの石製模造品、土製の鏡、紡錘車などの祭祀遺物が出土した。 集落地における原始的な臨時の祭祀から、後に常設の神社に発展したものと思われる。 元亀頃(１５７０～７３頃)までは社領が存したが、天正年間(１５７３～９２)に廃せられたという。 |
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杉桙別命神社 姫宮遺跡は町立南小学校を中心に付近一帯かなり広い範囲にわたって存在している。 遺跡は縄文時代晩期から奈良・平安時代におよぶ集落遺跡である。 縄文時代晩期（約2000年前）の資料は土器棺（墓）が検出された他縄文時代から弥生時代へ移行する時期の土器片が多く出土し、弥生時代のはじまりを考える上で貴重な資料となった。 弥生時代（約1800年前）には、方形周溝墓という墓がつくられ、この時代の土器も出土している。 古墳時代前期から中期（約1600年～１５００年前）では、住居址５６軒が検出されており、U字形鋤先や刀子（ナイフ）、もり、つり針などの鉄製品が多く出土した。一部奈良時代のものもある。 奈良平安時代（約1200年～１０００年前）では、土広が検出され、土器などが出土した。 このように姫宮遺跡は豊富な内容をもった遺跡で、古代の生活を知る上での貴重な資料を提供している。 昭和５９年３月 河津町教育委員会 社頭掲示板 |
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佐々原比咩神社 佐々原比咩神社（姫宮神社）の旧地はここより南東８００ｍ、現在の河津町立南小学校の校庭で明治４４年に合祀された。 両社の付近からは、ともに古代人の住居跡、古代祭祀器具、鉄器等が発掘されている。古代の祭りが発展して神社となったものと見られ伊豆半島最古の神社といわれている。 昭和５９年１１月２３日式内社顕彰会の助成により 来宮神社 宮司 河津龍司 社頭掲示板 |
