后神社本殿の左側に2社位置しており、その左側(北)の小祠 社殿の扉はコンクリートで封じ込められていて、開くことはないが、ご神体は噴火の際に流れでた溶岩で、すこぶる重く、高さは七、八寸はあつたという。 |
境内末社南子神社 現在后神社の境内には、本殿向かってすぐ左側に二つの小祠がみられるが、それが境内末社南子神社にあたるものかどうかはわからなくなってしまっている。后神社の管理をしておられる社人佐藤源保氏によれば、「南子神社は御神徳の高い神様であるため勧請したものであると聞いている。境内末社南子神社を后神社に合祀したという事実はないので、本殿向かって右側に立ててある石が、境内社南子神社とも考えられる。后神社のおまつりの時には現在でも御幣をお供えしている。」とのことである。 三宅島式内社に関する歴史地理学的研究 森谷ひろみ |