加弥命神社
かねのみことじんじゃ
御笏神社 に合祀
所在地 社名















   【延喜式神名帳】加弥命神社 伊豆国 賀茂郡鎮座

   【現社名】御笏神社に合祀
   【住所】東京都三宅村神着
       北緯34度7分11秒、東経139度31分22秒
   【祭神】加彌命
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】由緒不詳
       明治7年7月雄山中腹の大穴よりの大噴火に罹り御笏神社の境内へ遷祀

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初神着のカミ(イ)ノ社のカミイノ宮
        神着東郷の二宮神社に遷座
        神着の御笏神社境内(境内西奥に湯船神社と合祀)
        御笏神社本殿へ合祀

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】
       

   【境内社】

『三宅記』の三島大明神の第三の后神(佐伎多麻比当ス)が八王子を一度に産んだ時、「二番カ子」が加彌命であり、当社の祭神とする。
はじめはカミ(イ)ノ社(カミノミャ)に所在していたが、後に山の神の二宮神社へ移り、さらに、明治7年7月3日の噴火で、御笏神社の境内西の奥にへ遷座し、現在は御笏神社の本殿へ合祀されている。
カミ(イ)ノ社は、下馬野尾から雄山の方へ向つて登り、はちまき道路を越えてさらに500m位登つたあたりで、現在、その地へ行く道はなく、また、神社の建物もない。カミ(イ)ノ社は椎の大木の原生林で、そこへ入ることはたいそう危険であり、その上この社は禁足地(入らずの森)とされている。
カミ(イ)ノ社に鎮座していた頃は社殿を持たなかつたと考えられる。
ご案内頂いた島崎氏によると「環状道路を土佐林道方面へ暫く走ると直線になる。その辺から山に登ったが、枯れ木の大木があった。たぶん何処にあったか検討がつかないだろう。」とある。
佐藤源保「写真集三宅島の神社」(平成6年11月発行)には大木の下に紙幣と小鳥居が祀られた写真が掲載されているが場所は不明である。


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