小古曽駅西の街中に鎮座する。 四日市市の南西に位置し、鈴鹿山麓より流れる内部(うつべ)川の東岸で、町の西部に広がる開析台地との傾斜変換線にそつて集落が並び、町内を旧東海道が貫いている。神社は旧町内の中央に位置する。 かっては「五社神明」と称されていた。 小許曽神社と称された社が小古曽村にあり、その地へ神明が勧請され、やがて両社が「五社神明」と呼ばれ、後に場所を分けて祭られるようになり、明治末期には、合祀により、両社が一社内に祀られるに至つたと考えられている。 五社神明は、「西宮三座、東宮二座」だったという。このうち、西宮三座が式内の当社、東宮二座が神明とされた。 特殊神事として粥試(かゆだめし)がある。 |
小許曽神社 小許曽は假字也○祭神天鈿女命、(考証、俚諺)○小古曽村に在す、(同上) 神社覈録 |