田に囲まれた、集落の中に鎮座する。 社伝によれば久安3年(1147)伊勢国河曲郡一ノ宮村大字池田へ建立と伝 津藩明細帳に「池田村大鹿三宅神社式内神殿社地」とあるが、他に当社を式社とする説はない。 明治6年村社に列し、明治39年には神饌幣帛料供進指定の神社となった。 |
大鹿三宅神社 大鹿は於保賀、」三宅は美夜氣と訓べし○祭神在所等詳ならず 考証に、神宮雑事記云、河曲郡神戸預大鹿武則、大鹿與中臣同祖、此郡氏人如此、と云り、連胤、按るに、大鹿氏は、姓氏録(未定雑姓右京)にも大鹿首と見えたれど、今は地名を冠らせたるにて、三宅神を主と祭れる事は明らがにて、此例多くあり、されば大鹿首祖神にはあらで、三宅連の氏社なるべし、 類社 当國鈴鹿郡三宅神社の條見合すべし 神社覈録 |