深田神社
ふかたじんじゃ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】深田神社 伊勢国 河曲郡鎮座

   【現社名】深田神社
   【住所】三重県鈴鹿市若松東3-22-40
       北緯34度52分12秒,東経136度37分20秒
   【祭神】豊宇迦能売命 (合祀)素盞雄命 保食神 五男三女神 誉田別天皇
       大物主命 伊弉册尊 伊弉諾尊 火産霊命 宇迦之御魂神
       『考証』和加字加乃売神
       『再考』豊宇気姫
       『僻案集』『古屋草紙』若宇加乃姫
       『背書國史』和賀宇賀姫

   【例祭】10月10日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】由緒不詳
       天正15年(1587)造営
       慶安2年(1649)造営
       元緑10年(1697)造営
       享保6年(1711)造営
       明治5年村社
       明治39年神饌幣帛料供進指定神社

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初よりこの地にあったと思われる

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「神明」「神明宮」と称していた
   【社殿】本殿神明造柿葺
       拝殿・神饌所・神樂殿・手水舎・倉庫

   【境内社】天神社・酒井神社・山神

海岸近く県道6号線の西に鎮座する。
社の西2町歩許りを深田というのが、郷名、社名の起こりであろう。
深田郷に古来鎮座した神社として異論がない。


由緒

創祀の事情や勧請の年代は不詳である。延喜式内社の一であるから、往古よりここに鎮座あったものと考えられ、社の西二町歩許りを深田というのが、郷名、社名の起こりであろうと一書に見えている。『神鳳鈔』『外宮神領目録』に共に「若松御厨」の字があり、更に、この社を古く「神明宮」と言っていたことについて『式社検録』は「其等ノ御厨ノ為ニ所祀ノ神明社ナルベシ然ルニ式社ニ配スルハ如何アラムト思惟スレド(中略)神明ハ後ニ合祭セルニソアルヘキ」と述べている。天正15年(1587)、慶安2年(1649)、元禄10年(1697)、享保6年(1711)の棟札が残されており、造営の経緯が知られる。明治41年、村内の無格社17社を合祀して現在に至っている。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年



深田神社

深田は布加多と訓べし、和名鈔、(郷名部)深田、(假字上の如し)〇祭神詳ならず〇北若松村に在す、(考証、俚諺)

神社覈録



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