鈴鹿川の西岸近くに鎮座する。 もと貴船社と称し、元禄16年に川東の門田より川西古屋敷(現在の字田中)に移つたという。 明治40年11月、庄野村の川俣神社他七社、汲川原村の三社を庄野村大国神社へ合祀し、村社川俣神社と単称した。 |
川俣神社 村を救った女たち お寺の先に元本陣の石標があり、その先に川俣神社という立派な神社があった。境内に柵を巡らした大きな木があった。これはスダジイと云ってブナの仲間である。高さ十一メートルで県の天然記念物に指定されている由。 川俣の名の通りこのあたりは鈴鹿川と安楽川の合流点で、かって農民が川の氾濫に悩まされた所である。その証人が集落の外れにある女人堤防碑。昔菊という女を指導者に、部落の女たちが藩主の命に逆らって決死の覚悟で堤防を造ったことを称えた顕彰碑だ。 女たちは死罪になるべきところを心ある家老のとりなしで助けられ、金一封を贈られてハッピーエンド。石碑の向かいに何故か山神の碑もあったが、こちらは質素な自然石で川の神様にはかなわない。鈴鹿川に沿った街道を行くとまた川俣神社、その先にもまたまた川俣神社で、川の神様の威力はすさまじいものがある。 http://homepage1.nifty.com/sugiomi/tokai/tokai7.html |
川俣神社のスダジイ 指定 県指定天然記念物 樹種 スダジイ(ぶな科) 幹周囲 5.78m 樹高 12m 樹齢 300年 四日市市から国道1号線を鈴鹿市に入り、庄野の交差点を右手に入ったすぐの狭い街中に川俣神社がある。 川俣神社境内の本殿に向かって右側にスダジイの巨木がある。周りを囲んだ白いペンキの塗られた柵が右へ傾いて、木が傾いているように見える。注連縄のの張られた幹は太くごつごつはしていたが、若々しく見えた。 |