大市神社
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   【延喜式神名帳】大市神社 伊勢国 安濃郡鎮座

   【現社名】大市神社
   【住所】三重県津市安濃町妙法寺824
       北緯34度44分30秒,東経136度26分47秒
   【祭神】大市比売命
       (合祀)須佐之男命 天照皇大神 忍穗耳命 月読命 市杵島姫命
       宇加之御魂命 大物主命 火産霊神 大山祇神 大山咋命 武甕槌命の御子
       猿田彦命 木花之佐久夜毘売命 日吉大明神 八衢比古神 八衢比売神
       応神天皇 仁徳天皇 安閑天皇 舍人親王 菅原道真
       『神名帳考証』『神名帳考証再考』『神祇志料』大市比売神
       『検録』大市首の祖神

   【例祭】10月11日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】由緒は不詳である
       慶長5年(1600)焼失
       慶長16年(1611)再建

   【関係氏族】大市氏
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】氏祖
   【祭祀】
   【社殿】本殿神明造
       拝殿・神饌舎・拝門・手水舎

   【境内社】

長谷山の東北麓の尾根の上にあり、前には安濃川の支流である穴倉川が約500mの所を流れている。社叢にめぐまれ、近くには古墳もあり、古代集落の神社にふさわしい所である。
任那よりの帰化人である大市氏の氏人達がその祖を祭つたものと思われる。
社伝によれば、もと大市氏の氏神であつたが、慶長5年の関ケ原合戦の時に焼失し、慶長16年(1611)に小社を建立して、村の産神として尊崇して来た。


大市神社

大市は於保伊知と訓べし○祭神神大市比売、(考証)○妙法寺村に在す、(考証、俚諺)○古事記、(神代段)速須佐之男命、又娶大山津見神之女、名神大市比売、生子大年神、次宇迦之御魂神、○安東郡専当沙汰文云、毎年五月五日節供料、五月一日安乃津市大略取集之歟、云々」雑記云、今の妙法寺村の三町程東に、古大市村と云小里あり、其処の川端に大市の社ありつると也、今は里もなく、其旧跡に一木のあるのみど云り、
連胤按るに、元より市場と聞ゆれば、如此祭れるも其理り当れるなるべし、

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