中村川の合流地点の東岸に鎮座する。 古来八王子と称してこの地区の産土神であつた。 集落の隅、山裾に鎮座する。川を渡って参拝する。 御巫清直は当社を式内小川神社に比定している。 |
宇気比神社 宇気比神社 (室町時代) 往古、当社は、小川神社(八王子社)と称され、明治3年、宇気比神社と改称、八王子と三座をまつる。 その後、明治の末に上小川の八王子・熊野・愛宕・八幡・毘沙門・天白・天神・弁財天と小原の八王寺・天王・八幡と加茂神社がこの宇気比神社に合祀された。 社伝によれば「延喜式内社」とあるという。 明治9年、教部省調査の際、棟礼を発見され、一枚には、応永12年(1405)、他に永享12年(1445)のものとがあり、由緒正しい神社である。 尚、当社の社殿の建架様式は、嬉野町内の神社のほとんどが「神明造」であるのに対して「流れ造」で大和の影響を受けていることが注目される。 嬉野町教育委員会 社頭掲示板 |