雲出川の支流中村川の東岸の集落に県道30号線の南に接して鎮座する。 創立の由緒、その後の由緒も不詳である。 江戸期には「二天王子」と称されていた。 |
小川神社(平安時代) 中川地区の中央部に所在する式内社である。 (延長5年12月に作られた「延喜式」において認められた神社のこと) 御祭神は高淤加美命・素盞鳴尊・大国主命等14神を祭る。 明治40年9月に宮古の郡一神社、小川の田中神社・八幡神教・加茂神社を合祀し、明治41年6月に中川村全城の鎮座31社を合祀し、小川神社とした。 社伝によると「往古丹波渓戸と云う医師が常に高於加美命・大国主命を信仰したが、この後官帳に入れ、郷名を採り社号とし、且つ村名とした」とされる。 嬉野町内における式内社は、この他に須賀神社がそれである。 平成元年3月 嬉野町教育委員会 社頭掲示板 |
小川神社 小川は乎加波と訓べし、和名鈔、(郷名部)小川、(仮字上の如し)○祭神おかみ神、(考証)○小川村に在す、(俚諺) 神社覈録 |