祓川西岸近く。集落の東北隅の田の中に鎮座する。 創祀年代は詳らかでないが、古来高木村の産土神として奉斎されてきた。 明治に入つて、村社に列格され、式内社に比定された。 明治40年12月村社漕代神社(現在葉生田神社)に合祀せられた。 昭和27年12月旧社地である現在地に分祀され、現在は葉生田神社の飛地境内神社となつている。 石田神社(伊勢国 多気郡鎮座)を当社に比定する説もある。 |
式内神垣神社由来 祭神 神魂命・長天白羽命・猿田彦命・誉田別命・宇受女命・屋船命 当社は西暦885年人皇第60代醍醐天皇の御代延喜式に基づき建立せられた由緒高き神社であります延喜式神祇九には飯野郡四座小並神垣神社と記されております。 又延喜神名帳には飯野郡四座の一にして往昔よ式社として衆人の能く知る社であります。 尚伊勢式内案内記に安永6年年4月五十嵐久真が著せりとある案内記には高木村に座す産神と云い麻緒神社上機殿神社より南を去る八町出屋敷にあると記載せられ祭神はいづれも延喜式本郡四座の内なりと見え格式高く由緒のある神社であります。 社頭掲示板 |
神垣神社 神垣は加美賀岐と訓べし○祭神葉山祇命、(俚諺)○高木村に在す、(同上) 神社覈録 |