豊原神社
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   【延喜式神名帳】大櫛神社 伊勢国 多気郡鎮座

   【現社名】豊原神社
   【住所】三重県松阪市豊原町
       北緯34度32分43秒,東経136度34分45秒
   【祭神】大彦命
   【例祭】
   【社格】
   【由緒】不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】旧地は櫛田郵便局付近豊養稲荷大明神の小祠
        明治41年2月11日神山神社に合祀
        昭和29年現在地に豊原神社を立て分祀

   【旧地】 大櫛神社旧地(豊養稲荷)
   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「大楠社」と称していた
   【社殿】神殿・拝殿
       

   【境内社】

この地は宇気比神社の鎮座地であった。
大櫛神社は、明治41年2月11日、同郡山添村字宮ノ前(現、松阪市山添町四番地)の神山神社に合祀された。今日旧社地には豊養稲荷大明神の小祠が祀られ、その入口に「式内大櫛神社」と刻んだ自然石の社標が残されている。 昭和29年、地元有志は元の宇気比神社の地に社祠を再興し、神山神社に合併された当社をはじめとする諸社を分祀して、豊原神社と称し今日に至つている。


豊原神社御由来之碑

古くより豊原に鎮座されていた村社大櫛神社三熊野神社穂卸神社宇気比神社は明治41年2月11日合祀令によりて現在の宮地山添町の飯野高宮神山神社に合社神遷された。
その後明治大正昭和と歳月の流れる中昭和29年3月氏子の熱願漸く成つて元宇気比神社宮地字宮ノ腰に新社殿が建立され神山神社から五社をご遷座申しあげこゝに豊原神社の創立をみたのである。
説によれば大櫛神社は多気飯野両郡に鎮座される延喜式内社五十六座の一にして人皇60代醍醐天皇の御宇神籍に列ねられ櫛田郷に奉斎された尓来往昔には朝廷より造宮使の派遣があり神殿の造替があつた由緒高い神社であると言われる。祭神は大彦命にして人皇8代孝元天皇の御子であると伝えられている。
祭神
大彦命 大櫛神社(字西町)
伊弉冊尊 速玉男命 事解尊 三熊野神社(字東町)
大歳命 穂卸神社(字西出)
天忍穂耳命 宇気比神社(字中垣内)
天忍穂耳命 宇気比神社(字宮ノ腰)
例祭
7月14日 12月15日
平成6年4月吉日 建之

社頭掲示板



大櫛神社

大櫛は於保久志と訓べし○祭神在所等詳ならず
勢陽俚諺に、櫛田村、一説豊原村、又稲木村どいへり、此皆飯野郡に属したる村々也、

神社覈録



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