国道23号線の南120m。垣内田町集会場の南に隣接して石碑が建っている。「式内 須麻漏売神社 麻刀方神社 旧地」とある。 古く垣内田村の東南の森(この地)に「マッカタ(松方)社」、「ツボガタ(粒形)社」という小祠が2社あった。 「マツカタ社」は、宝徳3年(1451)の記録にその名が見えることから、室町時代までさかのぼることができる。 この「マツカタ社」が「服部麻刀万神社」に比定されており、「ツボガタ社」は「須麻漏売神社」に比定されている。 両社は、明治41年4月7日、松阪市柿木原町鎮座の宇気比神社(二十五柱神社と単称)へ合祀された。 |