高向大社
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   【延喜式神名帳】雷電神社 伊勢国 度会郡鎮座

   【現社名】高向大社
   【住所】三重県伊勢市御薗町高向74
       北緯34度30分25秒,東経136度41分47秒
   【祭神】大山祇神
   【例祭】2月11日 例大祭
   【社格】旧村社
   【由緒】天平3年(731)の創祀
       貞観3年(861)8月5日大雨洪水の時大野の大杉の根元に、白羽の蓋根矢が流れ付いた
       長徳3年(997)記録にあり
       天喜3年(1055)に「雷社祝弘忠、一大夫」『類聚神祇本源』
       中世末期以降は所傳を欠く
       明治4年(1871)村社

   【関係氏族】
   【鎮座地】この地が当初の雷電神社鎮座の地かは不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿神明造
       瑞垣・握舎・修祓所

   【境内社】

平地で大きな叢林が目立つ。雷神社についての伝承は見られない。
明治12年以降、明細帳には祭神不詳となつていたのを、同43年6月13日、松本時彦氏の考証になる「高向大社御由緒書」を添え、祭神は「別雷神」であると主張した。
相殿の神村大神は、もとは高向郷加村に鎮座していた神村社。神村社にも蕪矢伝承があり、同じく式内社「雷電神社」の論社の一社。


御頭神事

◆御頭神事(おかしらしんじ)高向大社  御薗村高向
 伊勢地方では獅子のことを御頭といい各地で神事がおこなわれが、高向大社のものは特 に有名で八百年の伝統があり、国の重要無形文化財に指定されている。
 頭は高向大社と鏑社の2頭、朝早くに神事の後、日和見、七起舞が終わると地区内を回り、 御頭を激しく振り回す。
 クライマックスは夜が更けてからで、ボンドと呼ばれる小路に、2頭の御頭が祀られる。
 会所からボンドへ青年達が何回も往復し、最初に鏑社を23歳、大社を26歳の若者が御頭を上げる。
 大松明が赤々と燃える中で火の粉を浴びながら御頭がかわるがわる激しく振り回される。
 激しくも美しい神事である。




高向大社

所在  三重県度会郡御薗村大字高向74
祭神 素盞鳴命、滞津嶋命、滞津嶋姫命、大己貴命、下照姫命、八大龍神王、市杵島命、大山祇神
祭日 2月11日
社宝 獅子頭を含む神事
境内 410坪
当社のあらまし
本社の草創は「高向村神社志によりますと、聖武天皇の天平3年となっています。
かっての高向郷は、現在のほぼ御薗村全域さらに伊勢市に属する隣接地区を含む広大な地域でありました。この高向郷の本邑高向に鎮座していたのが当大社でありました。
俗に上社とも呼ばれ、近世には八王子社ともいわれていました。
明治4年(1871)村社となり、同41年村社神村社、無格社山神社を合祀しました。
同年の御薗村の神社合祀には参加せず、孤立して孤高をたもちました。

社頭掲示板



高向大社

高向村神社誌によりますと、聖武天皇の天平3年となっています。
かつての高向郷は、現在のほぼ御薗町全域さらに伊勢市に属する隣接地区を含む広大な地域でありました。この高向郷の本邑高向に鎮座していたのが当社であります。
 俗に上社とも呼ばれ、近世には八王子社ともいわれました。
 明治4年(1871)村社とばり、同41年村社神村社、無格社山神社を合祀しました。
 同年の御薗村の神社合祀には含まれず、現在に至ります。

三重県神社庁



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