湯田神社
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   【延喜式神名帳】湯田神社 伊勢国 度会郡鎮座
   【延喜式神名帳】雷電神社 伊勢国 度会郡鎮座


   【現社名】湯田神社
   【住所】三重県伊勢市小俣町湯田983
       北緯34度30分13秒,東経136度38分56秒
   【祭神】大歳御祖神・鳴震雷神
   【例祭】10月 21日神嘗祭
   【社格】造神宮使が造替する六社の一
   【由緒】雄略天皇の御宇の創祀
       長徳3年(997)記録にあり
       天喜3年(1055)に「雷社祝弘忠、一大夫」『類聚神祇本源』
       中世末期以降は所傳を欠く
       土地の産土神として奉祀されていたようである
       寛文3年(1663)、大宮司大中臣精長摂末社等再興(湯田神社として)
       産土神の敷地内に「湯田神社」を再興
       二社併立して奉祀され明治に及んだ
       明治23年産土神を隣接する「八柱神社」に合祀

   【関係氏族】
   【鎮座地】雷電神社の当初の鎮座地不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】中世は産土神として祭祀
   【社殿】正殿/神明造板葺南面
       玉垣御門/猿頭門扉付・玉垣/連子板打・鳥居/神明造

   【境内社】

式内社 伊勢国度会郡 湯田神社
式内社 伊勢国度会郡 雷電神社の比定社である。
内宮の摂社27社のうち第9位である。
竹林の南にこんもりとした森があり、その中に鎮座する。
祭神はこの土地の農耕守護の神と御前神の二座。地名の湯田は斎田(ゆた)という意味で、大神宮の御齋田あるいは御神田の土地を指したものである。 この湯田郷は、 隣の城田郷と同じく、 大神宮奉仕の荒木田氏によって開墾された土地である。
荒木田氏が皇大神宮の神主であった関係上この地方の神社は、 いずれも皇大神宮の管轄に属し、 その摂社末社になっている。
祭神は、 大歳御祖命 (おおとしみおやのみこと)と鳴震雷神で、 湯田野の農耕守護の大神を奉祭したものである。
文明3年(1471年)には役夫工米をもって建て替えを命じたことが記されたのを最後に、造り替えの記録は途絶えた。その後は地域の産土神として祀られた。
儀式帳によると、 雄略天皇の頃の創立といわれているが、 室町時代には社殿社地とも荒廃し、 江戸時代寛文3年 (1663) に大宮司大中臣精長によって再興された。
式内雷電神社は論社が多い。
(1)度会郡小俣町掛橋 雷電神社 『式社案内記』『神名帳傍註』が比定する。
(2)度会郡小俣町湯田 湯田神社 当社 『伊勢式内神社宮地記』『神宮典略』が比定する。
(3)度会郡御薗村高向二ツ屋七四 高向大社『二宮管社沿革考』御巫清直が比定する。
(4)度会郡御薗村高向ニツ屋一一三 神村社『高向神社祭神考』中東顯煕が比定する。
(5)度会郡小俣町離宮院跡『伊勢式内神社宮地記』が比定する。
(6)伊勢市柏町(雷社)『摂末社独案内』が比定する。



湯田神社

湯田神社(ゆたじんじゃ) 皇大神宮摂社
大歳御祖命(おおとしのみおやのみこと)
御前神(みまえのかみ)
祭神はこの土地の農耕守護の神、大歳御祖命(おおとしのみおやのみこと)と御前神(みまえのかみ)の二座。地名の湯田は斎田(ゆた)という意味で、皇大神宮神主の荒木田氏によって開墾された土地である。

神宮会館



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