松下社
まつしたやしろ 所在地 社名















   【延喜式神名帳】神前神社 伊勢国 度会郡鎮座

   【現社名】松下社
   【住所】三重県伊勢市二見町松下1346
       北緯34度30分4秒,東経136度47分49秒
   【祭神】素盞嗚命 菅原道眞 祭神不詳
   【例祭】2月2日 例大祭
   【社格】
   【由緒】由緒不詳

   【関係氏族】
   【鎮座地】移転の有無不詳

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       社務所

   【境内社】

神前神社に比定する説がある。
御巫清直は「松下村ノ産神ニテ天王或ハ蘇民祠ナト俗称スル社旧風アリ。本記幸行ノ順次ニヨク協へレハ是本社ノ旧地ナラム」と述ベ、現在の松下神社をそれとする。
松下神社の入口には「コウザキサン」が祀られているとの土地の伝えがある。
本殿向かって、左手に「蘇民祠」が鎮座する。


松下社

所在 二見町松下
祭神 素蓋鳴尊〔すさのおのみこと)・菅原道真・不詳一座
例祭 2月2日
沿革 
松下地区の氏神様です。加木牛頭天王社・御船社・蘇民の森ともいわれています。
当社の創立は不詳であります。「氏経日次記」文安6年(1449)の記事が古い記録です。
この社にいつの日か素蓋鳴尊と同神とされる牛頭天王が勧請され、やがて同神とかかわる蘇民社が祀られたものでしようか。
蘇民社では古くから「蘇民将来子孫」と書いた桃符を配布し〔頒布初祭12月16日)、近郊それを受けて注連縄に吊るし、今に至っています。
なお牛頭天王の縁起を書いた元和6年(1620)銘の儀軌が、当会所に蔵されています。
また境内に樹齢1000年といわれる大楠〔県指定天然記念物)もあります。
※儀軌=儀式のための法規

社頭掲示板



松下社の大クス

県指定文化財
松下 松下社 昭和12.12.10
 松下社宮域内の南東部にあり、昭和12年(1937)12月10日に三重県の天然記念物に指定されている。主幹は5m位を残して枯損し下部は空洞化しているが、樹幹基部の周辺から枝幹が張り出して堂々たる景観を保っている。
 樹齢は2000年とも言われているが、その風格は幽遠な蘇民の伝説を秘めた神社によく適応し、より一層の荘厳さを漂わせている。

社頭掲示板



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