栄野神社
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   【延喜式神名帳】江神社 伊勢国 度会郡鎮座

   【現社名】栄野神社
   【住所】三重県伊勢市二見町江575
       北緯34度30分0秒,東経136度47分31秒
   【祭神】大若子神
   【例祭】1月14日 栄野神社例祭
   【社格】
   【由緒】創祀不詳
       中世現地へ遷

   【関係氏族】
   【鎮座地】当初鎮座の地は大江寺の地とする
        中世現地へ遷

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       拝殿・社務所

   【境内社】

二見興玉神社の摂社(飛地境内社)。
集落の南、踏切の近くの田の中にこんもりとした叢林がある。
@江神社はもともとは今の大江寺の地にあつた、寺の兆域が儀式帳の四至に符合する(そうとも思えないが=阜嵐健)。
A江神社の域内に、文治2年に内宮一禰宜成長が天毘寺を建立し江寺と呼んでいた。
B中世に社寺共に衰え、大江寺として中興したときに、江神社は南の田畝の中に遷移した、これが現在の栄野神社。
五十鈴川支流の入江近くにある栄野神社は、二見興玉神社の摂社であり、近隣地区の氏神として人々の厚い信仰を集めている社。1月14日の朝には、一年の無病息災と家内安全を願う伝統ある湯立神事が行われる。


栄野神社

栄野神社は二見興玉神社の摂社大字江の氏神でもあります。
祭神は、天照大神倭姫命が奉遷されたとき、当地の海岸に着船、出迎えた「佐見都比古命」と、倭姫命が国名を問われた折、二見と答えた「大若子命」の2座が祀られています。
大若子命は当社の境内社、若宮社に祀られていたが、明治43年3月30日に合祀されました。その後、昭和20年7月8日に二見興玉神社に合祀され、同26年1月、当地に再び遷座されました。
例祭日は毎年1月14日、湯立神事が行われております。
この神事は斎場に大釜を据え、薪を焚いて湯を沸かし、その滾り湯に束ねた熊笹を漬け、氏子崇拝者の頭上に降り注ぎ、清め祓いをします。この湯が体にかかると、その1年は無病息災という古い伝えがあります。

社頭掲示板



湯立神事

二見・興玉神社(伊勢市二見町)の飛び地にある境内社「栄野神社」(同)で1月14日、煮えたぎる湯を氏子たちに掛ける例祭「湯立(ゆたて)神事」が行われた。 (中略)
 「煮えたぎる 湯玉の露を自らに 受けて清めよ 身の禍事(まがごと)を」と和歌に合わせて巫女(みこ)がクマザサを振る「湯立舞」は全方位に湯が掛かるように大釜の周りをぐるりと2周回る。巫女が振ったクマザサからは、弧を描いた白い湯気とともに熱湯の露が境内全体に飛び散った。氏子たちは軽く頭を垂れ、その露を全身で受け無病息災を祈っていた。

http://hibakama.seesaa.net/article/385174793.html



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