内宮の摂社33社のうち、第16位である。 宇治山田神社は大国玉比売神社の論社とするが不詳。 中村町の集落の南西端に位置する。独立丘の頂上にあり。広い社域。丘はよく目立つが入り口はわかりにくい。 ご鎮座地の丘陵は「興玉森(おきたまのもり)」と呼ばれている。 元は五十鈴川に望んだ所にあったといわれる。 鎮座地の山田の守り神で、 倭姫命の御代祭られた神社である。 境内は苔が美しい。 中世頽廃し、 寛文3年の再興にも漏れたが、 明治2年、 現在の地に再興した。 祭神は大水神の子、 山田姫命である。 興玉の森は、かつて興玉の神(猿田彦大神かその子孫・大田命)が居住していた地ともいわれている。 |
宇治山田神社 宇治山田神社(うじようだじんじゃ) 皇大神宮摂社 山田姫命(ようだひめのみこと) 祭神は水の神、山田姫命。ご鎮座地の丘陵は「興玉森(おきたまのもり)」と呼ばれている。末社の那自賣神社(なじめじんじゃ)祭神は大水上御祖命(おおみなかみのみおやのみこと)と御裳乃須蘇比賣命(みものすそひめのみこと)がご同座されている。 神宮会館 |