内宮の摂社27社のうち第3位である。 神宮の御園を守る神を祀る。 宮川の東岸近く、県道13号伊勢南島線に隣接している。 叢林大きく、参道は杉木立の中にある。 倭姫命巡幸の途次、園作神が御園地を奉献した事により、園相社が定められたという。 永仁の頃から造替が遅滞し、規定も弛緩して、ついに殿舎頽廃して社地も不明になつた。 寛文3年(1663)大宮司大中臣河辺精長社地を城田郷積良に定め再興したが、「この地には古より社などなし」との事から再調査し、元禄7年3月26日現地へ遷 |
園相神社(そないじんじゃ)皇大神宮摂社 曽奈比比古命(そなひひこのみこと) 御前神(みまえのかみ) 祭神はこの地の園作(そのつくり)の神、曽奈比比古命と御前神の二座。倭姫命に御園の地を奉った故事により定められた。地元では「白木さん」と呼ばれ、あつい信仰がある。社頭入口に紀州藩の建てた「禁殺生(享保甲辰・1724)」の石柱がある。 神宮会館 |
園相神社 園相は曾奈比と訓べし〇祭神曾奈比比古命〇沼木郷積良村に在す、(神名略記)〇式四、(伊勢大神宮)大神宮所摂廿四の第二に戴す、○倭姫世記云、于時久求都彦白久、造大宮処有白支、其処爾幸行志天、園作神参相支、御薗地進支、其処悦給、園相社定給支、』儀式帳云、薗相神社、称大水上児曾奈比比古命、形石坐、倭姫内親王定祝、 神社覈録 |