標高80m、水田からの比高55m、方位N34度E、周濠(後円部南西側)、墳長50m、後円径27.0m・高4.0m、前方幅20?24m・高2.8m、くびれ幅11.5m、後前高差-1.2m、葺石なし。
北麓に大国主命の神話に登場する八上比売を祀る売沼神社があり、嶽古墳は八上比売(八上姫)の墓と伝えられています。 この古墳の下方に旧社地があつたという。 |
嶽古墳 烏取市指定史跡 指定 昭和55年10月1日 所在地 鳥取市河原町曳田156番地 嶽古墳 嶽古墳は前方正面にそびえる梁瀬山の先端尾根に築造された前方後円墳で、全長50m、後円部直径25.8m、前方部24.2m、前方部の幅19m、くびれ歪部分は幅15.6m、高さは後円部4m、前方部3mを測る。 封土は少ない。この地方では、八上姫の古墳もしくは八上姫を中心とする地方豪族の古墳であると言い伝えられている。 平成19年10月 烏取市教育姜員会 社頭掲示板 |
嶽古墳 嶽古墳(だけこふん) 売沼神社の脇を流れる曳田川(ひけたがわ)の対岸にある簗瀬山(やなせやま:283m)には八上姫の墓といわれる嶽古填(だけこふん)があります。5世紀後半から6世紀前半頃に造営された全長50mの前方後円墳で、簗瀬山の北東の先端100mの中腹に位置します。東側の中腹に位置する大平(おおなる)古墳群(円墳〉からは横穴式石室・箱式石棺・石室の線刻壁画・副葬品などが発見されており、嶽古墳にも期待が膨らみます。調査がすすむと八上姫や古代八上郡(やかみこおり)の謎が解けるかもしれません。 社頭掲示板 |