本殿西、九社ノ宮の地にある。石玉垣の中に、東面して鎭座する御子神を祀る外七社の一社で、向つて右から五番目の神社である。 社伝では仲哀天皇による宝剣の奉納に始まるという。 仁明天皇の承和7年(840)8月乙酉「奉授越前國從二位勲一等氣比大神之御子無位天利劔神從五位下」とあるから、平安初期には既に鎭座していたことが確實な古い神社である。 |
天利劔神社 天利劔神社 御祭神は天利劔大神。式内社で、往昔仲哀天皇當宮に参拝宝劔を奉納あらせられ霊験いとも奇しと云ふ。後に祠を建て天利劔宮と稱へ奉り御神徳をさずかる崇敬者はすこぶる多い。 公式HP |