高島神社
たかしまじんじゃ 所在地 社名

















   【延喜式神名帳】神島神社 備中国 小田郡鎮座
          (現在社)神島神社

   【現社名】高島神社
   【住所】岡山県笠岡市高島4690
       北緯34度25分51秒,東経133度30分35秒
   【祭神】神武天皇
   【例祭】5月5日 例大祭
   【社格】
   【由緒】

   【関係氏族】
   【鎮座地】

   【祭祀対象】
   【祭祀】
   【社殿】本殿
       

   【境内社】

当地は『古事記』では8年、『日本書紀』では3年、初代神武天皇が滞在した、吉備の高島宮跡の候補地の一つ。
本土側の対岸に神島神社がある。神島神社の由緒によれば、神島神社は高島から遷座したとも。


高島神社

創建不詳。明治維新後、従来の社名「神武皇帝宮」「神武天皇宮」または神武天皇神社・神武天皇社を改めて高島神社と改称した。明治12年官幣大社創設を請願した。同14年内務卿から太政官に伺い出て允許により、お手植の榊を植え、玉垣を建造し、官有地に編入した。

岡山県神社庁




高島神社

国指定名勝
高島
笠岡諸島は瀬戸内海国立公園のほぼ中央に位置する。高島は国指定の名勝地で、周囲には有人無人島が転々と飛び石のように連なり、波穏やかな海に浮かぶ風景はまるで日本庭園を眺めているようである。高島の最高峰・神ト山からの景観は特にすばらしく、最近その一部が樹林で見えなくなってきたものの、周辺の小島や笠岡諸島はもちろんのこと、西は福山、東は下津井方面、はるか南方には塩飽諸島や四国の連山を望見することができる。
高島は、古くから内海航路の重要な寄港地として栄え、古歌にも多く詠われてきた。島内からは旧石器から縄文・弥生・古墳時代を経て古代・中世に至るまでの各時代の遺物が出土し、島の歴史が浅からぬことを教えてくれる。
古事記・日本書紀には、神武天皇が東征の途上「吉備の高島宮」に数年間滞在したと記されている。近隣では古くから、高島宮とはこの島のことであると考えられてきた。
島内には神武天皇にまつわる伝説が数多く残っている。高島神社は神武天皇をまつっており、明治以前には「神武皇帝宮」などと呼ばれていた。神ト山は神武天皇が吉凶を占った場所といわれ、今は巨大な「高島行宮遺阯碑」が立っている。この碑は大正8年に畑中平之丞が建てたものである。山の中腰にある真奈井は、神武天皇が天つ神にお供えする水を汲んだ井戸と伝えられる。
「吉備の高島宮」の候補地は各地に残っており、岡山市の高島が有力視されているが、地元では今でも高島宮はこの地にあったと信じられている。
昭和19年11月7日指定
笠岡市教育委員会

社頭掲示板




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