下居神社
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   【延喜式神名帳】下居神社 大和国 十市郡鎮座

   【現社名】下居神社
   【住所】奈良県桜井市下163
       北緯34度29分40秒,東経135度51分29秒
   【祭神】彦八井耳命
       『和州五郡神社神名帳大略注解』神八井耳命

   【例祭】4月25日 例祭
   【社格】旧村社
   【由緒】創立年代は未詳
       天安元年(857)8月従五位下

   【関係氏族】多氏
   【鎮座地】移転の記録はない

   【祭祀対象】
   【祭祀】江戸時代は「天満宮」と称していた
   【社殿】本殿春日造
       祀詞舎・拝殿・手水舎・社務所・倉庫・制礼所

   【境内社】

奈良県桜井市の大字下・浅古・倉橋の境の山頂に鎮座する。
拝殿奥に石段があり、その上に本殿がある。
『神祇志料』『特選神名牒』は当社を式社とするが、本来天満神社或は天満宮と称した。



奉祝記念

第32代崇峻天皇の皇子、蜂子皇子は山形県の出羽三山神社(月山・湯殿山・羽黒山)を御開山、庄内平野を干拓され偉大な足跡を残された。蜂子皇子は桜井市の倉橋・下・浅古の三ヶ大字の郷宮・下居神社を奉持され山形県東田川郡羽黒町手向の地に下居社を御鎮座、遠い大和の産土の地を偲ばれました。
平成5年5月8日出羽三山御開山1400年祭に公式参拝の折、当郷宮末社下居社に奉幣参拝し歴史上の太節を永久に後世に伝承するものであります。
奉祝
いにしへの
 皇子のみ跡
  訪ぬれは
出羽三山に
 下居大神
畤人

社頭石碑



下居神社

下居(おりい)神社は境内が下(しも)、浅古、倉橋の三大字の境にある旧村社で式内社。参道入口は多武峰街道に面していますが本殿まで、およそ500メートルぐらいあります。途中に弘化三年(1847年)銘の金毘羅大権現の碑があり、やがて入母屋造りの拝殿につきます。本殿は檜皮葺の春日造りで祭神は彦八井耳命(ひこやいみみのみこと)
 創立年代は不詳ですが文徳実録(平安時代前期の歴史書)に「天安元年(857年)8月・・・大和国従五位下椋橋下居神。并授従五位上」とあり古い神社ということがうかがい知れます。江戸時代以降、天満神社と称した時期もあったようです。その他、境内に近年建てられた石碑に暗殺された崇峻天皇の子供の蜂子皇子とこの神社との関わりが記された石碑があります。静かな落ち着いた佇まいの神社です。

桜井市観光協会



下居神社

下居は於里為と訓べし〇祭神詳ならず○下居村に在す、與倉橋浅古共預祭祀、(大和志)
神位
文徳実録、天安元年8月庚辰、大和國從五位下椋橋下居神、授從五位上、

神社覈録



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